Episode

秘密の恋、始めました

返事

彼から ふいに来るメールほど

嬉しいものはない

久しぶりに雨が降った日の夜

少し遠くまで行く予定があった彼

たぶんそろそろ戻って来るだろう時間に

メールを送った


雨スゴいねぇ。無事戻って来たかな(^ー^)寒いっ!


って…



返事なんて期待してなかった

いつも返ってこないし

ただ


あなたのこと心配してる人がいるよ

あなたのこと想ってる人がいるよ


ってこと伝えたかった


忙しいの知ってるから

読んでくれていればそれでいい

そう思ってる



そしたらわりとすぐに彼からお返事


今戻って来た


って



嬉しすぎて顔がにやけた



私が心配してること気付いた??


よく気が付きました💮

繋がる

仕事帰り

最初は なんてことないメール

思ったことをそのまんま彼に

一行の短いメールだけど

私の想いが詰まったメール

仕事中に読んで笑ってくれるかな?!

それとも呆れるかな?!

なんて考えながら…

でもどうしようもなく

彼と繋がりたくて…話をしたくて



今日も忙しくしてるんだろうなぁ。メール欲しいよ。お話したいよ。おっと!お仕事お仕事。ごめんなさい(^ー^)



ってわがままメール

家帰って夕飯食べてたら



明日×××行く



って彼からメール

朝、私が送ったメールの返事

もう私、嬉しくて



嬉しい♪メールしてくれたぁ(^ー^)ありがとう☆明日行くんだね。会えたらいいなぁ…。会いたいなぁ。



ってお返事

そしたらしばらくしたらまた彼からメール



昼だよ



だって


残念ながら私も仕事だから会えないけど…



嬉しいなぁ…


彼と繋がった




そんな些細な事がホントに嬉しい

好きの最上級

「好き」

「ん」

「好き好き」

「うん」

「大好き」



久しぶりに溢れた



彼のおっきな背中に抱きついて



何度も呟いた







でもなぁ…




もう 好き じゃないんだよ







困った困った






でも彼には 秘密




好きより 上 の言葉





最上級の 好き って言葉




言ったらきっと彼を困らせるだけだから




だから彼には 秘密